名も無き物語 表遊戯

日記で小話２

パラレル？　表遊戯で未来設定。　ちょっと大人向け？
つまり、GXに出てきたAIBOなんですけど、GX見て即行で書いたことがバレバレですね！

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「何してるのさ」

「え？」

私がじっとカードを見つめていると、遊戯が私の顔を覗きこんできた。

「ぼんやりしてるなんて珍しい･･･」

昔のことを思うと、今の彼はかなり逞しくなったと思う。
男の人らしい体つきに、男らしい声、男らしい･･･。
その逞しい腕で後ろから抱き締められて、僅かに吐息が首筋に掛かった。

「くすぐったいよ」

「分かってる」

彼のカードを眺めて、数々の思い出に浸ることは許されそうになかった。
ゆるゆると遊戯の手が動き、確実に狙ったポイントを抑えてくるあたり、
既に彼の中で続きをすることは決定しているらしい。

「もう寝ようよ」

「あともう１回」

「もう！」

結局彼に勝てるわけもなくて、私は遊戯の手の中に落ちた。
少しあの人に似てきたね。
魂は別物だから、同じなんて有り得ないのに。
似てると言うと、彼ははにかみながら笑う。
でも･･･。

「さすがにSEXしてる時に言われると複雑だよ」

「ごめん」

今頃あの人は、私達を見て笑っていることだろう。


───

終わり

甘くしたつもりが、ただ微エロっぽくなっただけ。
大人AIBOいいよ！大好きだ！！